父親の背中から何を学んだのか

奥野氏の生まれ育った家庭環境

奥野氏はインタビューに於いて「父親は長者番付に載る様な、仕事では大成功を収めた人であった」と語っています。
その反面「家庭を一切顧みない、完全な仕事人間だった」とも。
奥野氏の父親はキャバクラを十数店舗経営する敏腕経営者だったそうですが、時代から見てキャバクラの創成期に当たる頃、経営に尽力していたと思われます。
創成期に、古くからあるクラブやキャバレーという勢力と競争するのはかなり大変な事だったでしょうし、もちろん新興勢力同士の競争もあったハズです。
そんな中、生き残り成長して行く為には、どうしたって仕事にのめり込まずにはいられない状況だったのではないでしょうか。
ただ、家に残された家族にとっては寂しい現実です。
特に幼かった子供達にとっては忘れられない寂しさであったかもしれません。
その思いから奥野氏は、お金よりまず家庭を大切にしなければ人生に後悔を残す、と学んだのだといいます。

反目しない生き方

ただ、奥野氏は単に反目するだけの生き方を選ばなかったのではないでしょうか。
幼い頃から父親に連れられてキャバクラへ出入りした事を思い出として語っていますし、寂しい想いはあったものの可愛がられなかった訳ではない様に感じられます。
本人もきっとその事は感じていたのだと思います。
だからこそ、家族を大切にしない人生は常に後悔がつきまとうと気づかせてくれた事に感謝もでき「父親も自分の家族も大切にしたい」と言えるのでしょう。
幼い時に多少恨む気持ちがあったとしても、同じ業界に入った頃には父親の苦労が分かる聡明さを持つ人だったから、悪い面ばかりに反目するのではなく経営者としての父親の背中を尊敬も出来たのではないでしょうか。
更に、それらを自身のため活かせる資質も持ち合わせていたのが奥野氏であり、小さな一つ一つ全てが学びとなって成功への道に反映されて行ったのだと思われるのです。


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